躍進 vol.35(2015年3月発行)

生きがいとは?時間とゆとり

OB会会長 1期 川合 純夫

 

 「躍進」も第35号発刊を迎えることが出来ました。仕事や趣味、人生観、音楽観など、OB諸兄からは沢山の情報を提供頂き、また年々の編集委員の協力により、「躍進」が今日迄継続してきたことは大変嬉しく、誇りに思います。OB諸兄にはどうか今後共楽しい話題を数多くお寄せ願います。

 

 さて、現役の皆さん、OB会としては日頃ご無沙汰ばかりで申し訳ありませんが、定演に向けての練習はいかがでしょうか?部員も昨年より十名程増えたとのことで、大変心強く思っています。

 定演には、かつて同じ経験をしたOB達が、静高トーンによる感動できる演奏を期待して多数聴きに来ます。どうか練習の成果を如何なく発揮して、素晴らしい演奏会となるよう頑張って下さい。

 尚、今春は野球の応援との兼ね合いもあって、練習の予定も変更せざるを得ないことも起こるかも知れないが、そこは、創意と工夫で巧くやって下さい。そして最大限いい思い出を作って下さい。

 

 さて、私的なことになるが、後期高齢者に仲間入り間近となり、最近、「生きがい」について考えることが多くなった。以前は「人生五十年」と云われ、それは人間の平均寿命でもあった。また、杜甫の詩の「人生七十古来稀なり」という一句は、「古希」の由来であり、七十迄生きる人は稀だったのである。

 

 ところが、医学の進歩や社会福祉の伸展などから、最近、日本人の平均寿命は男子八十歳、女子八十七歳と、人生は大幅に長くなった。

 但し、それとて無限の時の流れと比べると、一瞬の花火か一抹の泡に過ぎないことではあるが、天文学的スケールの話は別にして、今は話を現実に戻すと、20歳前後の若い人たちにとっては、これからの半世紀以上にわたる人生は充分に長く感ずるだろうし、その洋々たる前途には大志を抱いて進んで頂きたい。

 

 また、年配者も含めて、唯一度しかない人生は精一杯有効に活用したいものである。問題は、ただ毎日を悔いのないよう精一杯生き抜くことが大切だと解っていても、こうした「生きがい論」は、具体化しない限り現実には育ち難い。

 となると、生きがいとは、健康と叡知を最大限に活用しながら、神から与えられた時間と空間を、巧みに賢く消化していくことではなかろうか。

 

・時間を惜しむ

 若い時は、「青春再び来らず」、「光陰は矢の如し」などと幾度聴いてもその実感はなかなか得難いものである。私も20代の頃は、毎日が自分に与えられた尊い一日だ、いう意識は今日よりはるかに弱かったと思う。

 しかし近頃は「行年五十にして四十九の非を知る」など昔人の教えが身に染みる様になってしまった。今一度人生における歳月の価値と意義について考え直すいい機会だと思っている。

 

・心のゆとり

 人生には精神的にも物質的にも「ゆとり」の心を持つことが大切と思う。今の日本は確かに物質的にはゆとりがあるが、この物的繁栄に平衡して、精神的にもゆとりの心を持ち得ているだろうか。

 要するに「人間の幸福」とは、表皮的なもので計れるものではなく、各人の心の問題に帰するものであって、実存する人間生活の事象と、確かな人世観に基づいた信念との隔たりこそが、本当の意味での「心のゆとり」だと思う。

 

・除日ニ興起ス(=即実施)

 何かをしようと決めたら、拙速を尊ぶ必要はないが、そうでない限り早く始める方が結果は良いことが多い。言い難いことも早く言えばそれだけ早く気が楽になる。要するに、何事にも「思い立った日が吉日」という精神で臨みたい。

 私の経験では、早く始めてよかった例はいくつかあるが、早く始めた為に失敗したという例はあまりない(あってもその場合は大抵すぐ取り返しがつく)。

 表題の除日とは、大晦日のことであるが、弟子が師に、「先生、来春からこれについて講義して下さい」とお願いしたところ、先生は「どうして来春を待つ必要があるのか」と言って、大晦日から二人して勉強を始めたという。林羅山に関る感銘深い話である。

 

追記

 昨年5月の末、22期の滝典靖氏逝去の知らせが入った。22期と云えば、第一回定期演奏会を見事大成功させ、同時に後の静高演奏スタイルの基盤を築くなど、大変大きな功績を残した期である。同期の小川裕史元団長が本誌に追悼文を寄せられたので、是非お読み頂きたい。

 滝氏は後に教諭として静高に戻られ、吹奏楽部顧問などを務める傍ら、当OB会活動には大変よく協力して下さった。

 50周年記念の時は現役とOBとのパイプ役となり、また、OBの練習には率先参加して皆の士気高揚に大きく貢献された。結果、大変良い記念演奏会となったことが、未だに記憶から離れない。 そんな彼が若くして逝去され、誠に残念でならない。衷心よりご冥福を祈ると共に、ご家族の日々のご静穏と、音楽の好きなご一家の弥栄を願う次第です。

 

音楽とユニークな人々

2014年8月21日の「ウッちゃん会」。亡き内田(Tp)の名を冠し年数回在京メンバーが集まって飲む。右から篠原(Tp)、池田夫人、内田夫人、伊藤夫人、池田、伊藤、吉見(Cl)、遠藤(Tp)、遠藤夫人
2014年8月21日の「ウッちゃん会」。亡き内田(Tp)の名を冠し年数回在京メンバーが集まって飲む。右から篠原(Tp)、池田夫人、内田夫人、伊藤夫人、池田、伊藤、吉見(Cl)、遠藤(Tp)、遠藤夫人

8期 遠藤 誠


 新入生だったころ、どこか大人びた武田(Tb、指揮)はてっきり上級生だと思っていた。「武田さん○○お願いします」などと敬語で話すと、「あ、そう」みたいな返事。体育祭の練習で1年生全員が集まった時、態度が不真面目で立たされた男がいた、それは武田だった。「あいつ1年生だ~!」と皆びっくり。夏になり、部室にあった武田の(ものと言われていた)海水パンツを皆で履きまわしていてうつってしまったタムシ。近くの薬屋で「タムシチンキください」と言う時の恥ずかしかったこと。しかし我がブラバンに音楽の香りをもたらしたのは他ならぬ早熟な彼の感性だった。


 早くに亡くなった片岡(Dr)、ミレーヌドモンジョが好きで妙に派手な服装を好む男だったが全く似合っていなかった。各高校が出演する演奏会で当時我が校になかったティンパニーを、先に演奏の終わった静商に借りた。ティンパニーなど近くで見たことももちろん触れたことさえなかったが、彼は少々首をかしげながらもなんとその場で調音し見事叩いて我々を驚ろかせた。そういえば当時の静高にはスーザホーンは1本あったがチューバはなく、ティンパニーもバリトンサックスもなかったが、3年の時に県中部大会で優勝した(2年の金田が指揮)。先輩たちの築き上げた礎のもと、部員の情熱と多くの楽才に恵まれたおかげであったと思う。


 水上先輩が「母校末広中期待の新人」みたいな感じで連れてきたのは、坊主頭で銀色のトランペットを得意げに吹く池田(Tp)だった。生涯の酒の友となった彼だが、ニヒルっぽくふるまうのが自分のスタイルと信じているらしく、修学旅行の京都で「急いで集合」の再三の指示にもノロノロと走らず、引率の教師Kに殴られた。京大闘争では闘う気はないがさりとてノンポリにもなりきれず石を1ケ投げた。サントリーでは毎日胸ポケットに辞表を入れながら会社に通うが定年まで勤め、その後もしばらく子会社で働いた。リタイヤ後にひげを生やし始めたことから見ると、未だにニヒル願望が抜けていないらしい。


 「星条旗よ永遠なれ」の華麗なピッコロでライバル校も一目置いた部長の伊藤(Fl,Pic)。部長としての最大の成果と言って過言ではないのが城北合唱部との合同合宿の実現だった。これを機会に静高城北の「清いグループ交際」が始まった。お蔭でその中の一人と一緒になった私は伊藤に感謝すべきか否か、一生の課題を抱えることとなった。


 人生の中で音楽に触れた思い出は多いが、家にラジオしかなかった高校一年の夏、甲子園の宿舎で佐野先輩が歌い歌詞をノートに書いてくれたたスタンダードナンバー「It’s a sin to tell a lie」。50余年経った今でも忘れず原語で歌える数少ないレパートリーのひとつである。


 音楽の楽しさを知り、良き友を得たブラバン時代であった(文中名前はすべて旧姓)。 


ウツの体験

9期 栗田 忍


 住居を静岡から菊川に移して、まず母がウツになった。母は当時七十一才、老人にとっては、環境が変わることは、大変なことなのだろう。六年間続いたウツ状態を間近に見ていて、私も大変な思いをした。


 それが大分良くなってきて、やれやれ安心と思った頃、交代するように私がウツになった。五十五才の時だった。今まで好きだった本が読めない。隅から隅まで読んでいた新聞を読まなくなった。よく見ていたテレビも見る気がしない。朝起きるのが辛い。風呂には入るのだが体を洗うのが面倒になる。爪を切るのも面倒だ。仕事は、菊川に移ってから自宅で小中学生の学習塾を始めていたので、夕方から夜が仕事の時間。子どもが好きだったので、なんとか続けることができた。しかし昼は、横になっていることが多かった。世の中の悲しいニュースに敏感になった。


 そんな生活が三年間。五月頃、何か気分が晴れて来た。体に水がしみ渡るように元の自分が戻って来たのだ。あの時のうれしさは忘れられない。すっかり元の生活に戻ったのだ。ところが、十ヶ月後またウツになってしまった。ウツはくり返す。


 私は今六十五歳、この十年で軽快期が四年間、今四度目のウツ期の中で、この原稿も、なかなか書けず依頼者には、遅れた原稿でイライラさせてしまった。しかしこの四月まで続いた一年八ヶ月の軽快期は、毎日面白いことが飛び込んで来るように感じた。初めて買った青春18きっぷの旅で、飯田線の無人駅巡りをして、車窓の景色が面白くてたまらず、私はソウウツ症かも知れないと思った。


 人生いろいろだ。やまない雨はないとか、明けない夜はないとか言うが、まったくその通りだ。このつまらん原稿も、必ず最低一人はいると思われる同病の人のために恥を忍んで書いたのだ。私の場合は、気長にじっと良くなるのを待っていたのが良かったと思う。


第12期同期会

前列左から小関(打),伊藤教授(TB),入谷(CL),岡部(TS),鈴木(CL) 後列左から早川(TP),杉山金次(CL),塚本(EUPH),川田(HR),清水(AS),杉山雅行(TP)
前列左から小関(打),伊藤教授(TB),入谷(CL),岡部(TS),鈴木(CL) 後列左から早川(TP),杉山金次(CL),塚本(EUPH),川田(HR),清水(AS),杉山雅行(TP)

12期 塚本 郁夫


 12期の4回目の同期会が、昨年11月3日に両替町の「月の音」で開催されまし た。今回は東大大学院の伊藤教授が初めて参加され、計11名(欠席者2名)の楽しい会となりました。


 今回の大きな話題は2つ。一つ目は昨年も話題になった校歌の録音に関することです。昨年の会誌でソノシートに録音された校歌・応援歌のことを記載しましたが、早川君がこれをCDに焼いてくれたので、会の冒頭でこれを聴きながら同期会が始まりました。


 でも聴いているうちに、「誰が歌っているのか」の議論になり、最終結論は、「吹奏楽部が演奏だけ録音したテープを再生し、応援団員と吹奏楽部のメンバーが歌って多重録音した」ことがわかりました。「そういえば良く聴くとメンバーの○○君が声を張り上げているようだ」というコメントも出てきました。


 12期は秋の文化祭にて13名全員で合唱団を編成し、かなりレベルの高い合唱が出来たと皆思っています。高校2年の大晦日の夜には、浅間山の頂上で文化祭で披露した歌を静高を見下ろしながら歌い、大浜海岸に移動して初日の出を見ながら、再度合唱した覚えがあります。男ばかりですが、清く美しい青春時代でした(笑)。


 二つ目の話題は初参加の伊藤教授のお話です。「安倍総理の経済諮問会議1回のために事前に7回の会議があり、とても忙しい」ことや、「東日本大震災の復興委員会にも参加している」こと、「65歳まで教授職で大学に在籍できるが、その1,2年前から私立大学からお誘いがあるので、そろそろかな」とのことです。ちなみに12期は今年63歳です。


 また「現在東大オーケストラの顧問として、コンサートのパンフレットの挨拶文を頼まれる。オケはOBがうるさくてたいへんだ」とか「子供2人は既に別に暮らしているので、出張は奥様同伴が多く、家庭は極めて円満」とのこと。


 少しレベルの高い経済のお話では、「黒田金融緩和も消費税UPも先が読めない」とのコメントです。塚本からの「国の借金が破綻してハイパーインフレになる可能性は」の質問に対しては「安倍政権に変わってからは、国の収入が支出を上回っているので、国債の破たんする可能性は低い」と答えて頂きました。とても格調の高い会話が続き、改めて12期のメンバーのレベルの高さが伺えました(笑)。


 大きな話題は以上ですが、全員が近況を紹介し合いました。現在も現役で音楽活動をしている者が5名います。会社を辞めて親の介護に専念している者もいれば、介護施設の事務局長もいます。


 それから最後に岡部君が古く変色した色紙を紹介してくれました。彼によると吹奏楽部の顧問のカメ(本名カメレオン、通称上沢先生)が卒業生一人ひとりに記念として、自筆の色紙を贈ってくれたということですが、他の者はだれも記憶にありませんでした(笑)。


 というわけで、楽しい時間がアッと言う間に過ぎて、全員の健康と1年後の再会を祈念してお開きとなりました。また来年のご報告をお楽しみに。


追悼 瀧典靖 君

静フィルアメリカ公演の際オマハにて先方の団員宅を訪問  後列左から2番目3番目が滝夫妻
静フィルアメリカ公演の際オマハにて先方の団員宅を訪問 後列左から2番目3番目が滝夫妻

22期 小川 裕史


 瀧典靖君と出会ったのは昭和52年(1977年)の4月、憧れの静高に入学した年の春でした。高校1年のクラスも同じだった瀧君を最初に知ったのが吹奏楽の部活だったのか、それとも教室だったのか思い出せないのですが、西奈中学を卒業したばかりで、まだいがぐり頭の面影が残る彼がホルンを低音から高音まで軽々と吹いていたことを、昨日のことように覚えています。


 同期で同じホルン吹きだった瀧君は私のライバルだったのですが、走れば中学時代は学校代表として市の陸上大会に出場するくらいの俊足、音楽の造詣も深く、特にチャイコフスキーについて語りだせば止まらず、リコーダーの名手でもあり、模型を作らせれば玄人はだしといった具合で、思い返せば彼は私の憧れのライバルでした。


 高校時代の思い出と言えば、二人で毎日暗くなるまでホルンを吹いていたこと。高校を卒業してからこのことについて、「瀧がいつまでも練習しているから俺は帰れなかった。」と私が言えば、「お前なぁ、それはこっちのセリフだ。」と彼に言い返されたものでした。


 静大理学部に進学した後は静大管弦楽団で活躍する一方、彼の憧れのホルン奏者だったヘルマン・バウマンに師事した宮田四郎先生のレッスンに通って研鑚を積み、大学卒業後は高校の物理の教諭として、静岡北高、小山高校、浜松湖東高校、焼津中央高校、そして母校の静岡高校の教壇に立ちながら、静フィルのホルン奏者としても活躍。1986年の「躍進」vol.9に静フィルの中国演奏旅行記を寄稿していますが、なんでもこの演奏旅行が奥さんとの結婚のきっかけになったとか。私が駐在していた中国杭州に出張で来た時にそんな思い出も話してくれました。


 静高で第1回定期演奏会を成功させたこと、1989年の静フィルのアメリカ公演に誘ってもらえたこと、1996年の浜松ホルニステン第1回リサイタルに賛助出演してくれたことも良い思い出です。


 瀧君と並んでホルンを吹いた時間は高校時代の2年足らずでした。今から思えば我流で無駄な練習ばかりしていたように思えてならないのですが、彼に追いつきたくて、がむしゃらな練習に明け暮れていた毎日がどんなに充実していて楽しかったことか。


 そんな彼から病のことを聞いたのは4年前の夏。化学療法の副作用に苦しみながらも、弱音を吐かず、やれることはやるという彼の姿勢に、見舞いにいった私のほうが励まされる始末。ホルンを買い替え、演奏に磨きをかけ、家族とホルン5重奏を実現し、、、もしかしたらもう大丈夫かもと思ったのは、私だけではなかったと思います。


 しかし、別れの日はきてしまいました。享年54。彼は53歳の誕生日に家族に祝福されながら逝ってしまいました。今頃は向こうの世界でホルンを吹いているのでしょうか。いつの日にか、また一緒に演奏しましょう。合掌。


50周年記念 後列左から2番目 ホルンの名手達と一緒に
50周年記念 後列左から2番目 ホルンの名手達と一緒に

楽器購入がもたらす「縁」

2014年夏の甲子園応援
2014年夏の甲子園応援

33期 竹田 仁


 根っからの高校野球ファンが、静高にまぐれで入学できたものだから、静高の野球応援が好きで好きでたまらなく、地元就職後も有給休暇を使い球場にて試合観戦する、自他共に認める「依存症」レベルな私。ただ、願わくば、楽器Tubaを手にし、演奏で野球応援に加わりたい、ずっとそう思いながら観戦していました。四十歳を過ぎ、あと何年元気で居られるだろうか、Tubaなんて重たい楽器を吹く体力があるだろうか、と脳裏をよぎり、家族に内緒で「静高の野球応援のためだけ」に中古Tubaを購入したのが約1年半前。以来、楽器を担いで草薙球場に出かけることとなります。


 初めて楽器を担いで草薙球場に行った平成25(2013)年の夏、顧問の先生方に(決して怪しい者ではありません、と)ご挨拶し、現役のみなさんと一緒にマーチなどを演奏。自分が大学2年生の時、ちょこっと大学の吹奏楽部のコンクール出場のお手伝いをした以来、約20年振りの管楽器演奏でしたが、過去の記憶を思い出しながら、「ダッシュ」や「倒せ」を。この年の静高野球部は残念ながらベスト8で敗退、延べ4試合中3試合に楽器持参で応援します。それはそれは、とっても楽しいひとときでした。もっと早く楽器を買えば良かった、とも。どこのおっさんか訳わからん輩を、快く受け入れてくれた吹奏楽団の現役生に感謝です。


 夏の高校野球が終われば、Tubaはまた来年だなぁ、と思っていたところ、秋に顧問の長谷川先生からメールをいただきます。定期演奏会でのお手伝い、「トラで乗る」という依頼でした。約20年ものブランクがあり、加えて自分よりもずっと上手なTubaのOB諸先輩は何人もいますので、本当に自分で良いのだろうか、と長谷川先生に確認した記憶があります。ただ、長谷川先生も、現役のみなさんも、それでも構わない、というお話でした。先の夏の野球応援の、ただただはしゃいで吹いていた自分でしたが、その姿を見て、覚えて貰っていた、それだけでも嬉しく感じました。かなり後ろめたい、気後れする気持ちがありつつも、少しでもみなさんのお手伝いができれば、と引き受けることに。


 秋から冬にかけて、自分の不安を少しでも解消すべく、土日の合奏には幾度となく部室にお邪魔し、なんとかついて行けるようにと必死です。この歳で、高校生の部活をもう一度体験できるとは。部活って、こんなに楽しく、また、こんなに疲れるものだったのか、と(歳ですから、ね)。グランシップを会場とする定期演奏会は、自身3回目となる舞台で、これまた貴重な体験をしました。演奏中に大きな間違いもしてしまい、現役のみなさんに申し訳ないなぁ、大した演奏ができず頼りないトラでごめんなさいと謝罪しつつ、自分なりの精一杯、目一杯のサポートでした。定期演奏会終了後にいただいた、みなさんから寄せ書きの色紙は、私にとって得難い宝物です。


 平成26(2014)年の夏の高校野球は、予選7試合(第2シードでしたが引分け再試合がありました)中6試合と甲子園へ楽器を携え、秋の東海大会は熱心に応援する応援指導部のみなさんの、少しでもお手伝いと賑やかしになればと思い、二回戦の伊勢、準決勝の四日市、決勝の四日市へ。そして明治神宮大会で、再び吹奏楽団の現役のみなさんと共に。


 思えば、飛び込みで電話を架けた東京の楽器店から、先客1人の順番待ちながら自分にお鉢が回ってきた中古Tubaサンクト・ペテルブルクは、現役吹奏楽団のみなさんと共に、時には現役応援指導部のみなさんと共に時を過ごすきっかけをもたらし、楽器購入から1年半、自分の中では激動な、濃密な、貴重な、有り難い期間を過ごします。楽器購入がもたらす、さまざまな「縁」を感じ、関わってくださったみなさんに感謝し、置かれている自分の境遇に感謝し、これからもTubaと共に球場を訪れたいと思う次第です。球場に、今後も喧しいOBが居ますが、「あぁ、また来たんだなぁ」程度で受け流してくださいね。


昨年 夏の甲子園応援にて

長谷川顧問(右)と事務局牧野(左)
長谷川顧問(右)と事務局牧野(左)

事務局 8期 牧野 直


 吹奏楽部顧問の長谷川先生と OB会事務局の牧野が球場入口でばったり! 猛暑の中、前の試合が終わるのを待ち続けました。


 長く待たされた後に、重い楽器や譜面台を急階段を運び上げる苦役が待っていたとは・・・・・


 応援の甲斐もなく試合は負けてしまいましたが皆さんの素晴らしい応援はグラウンドの選手だけでなくTVで全国の高校野球ファンに届きましたよ。

OBからの小さな便り

2期 水野秀二

コンサートには、月1回位行っています。

 

3期 天野邦久

演奏会を楽しみにしていましたが、いけなくなって申し訳ありません。皆様の活躍を期待しております。

 

3期 仁科光司

七十一歳、還暦の頃、Tpを再開 レッスンスタジオの外で、亡妻が待っていたのを想い出します。独り暮しの今、ピアノに触れる程度。未だ会社勤め忙がしい毎日なので。

 

5期 徳山勉

今年始より茨城県結城市(結城紬の)に住むことになりました。過疎城下町、長閑な町で長生きできると勝手に思ってます。

 

6期 興津規行

静岡市民文化会館職員のOBとしては出来るだけ市民文化会館を使用して欲しいと思います。

 

6期 原田雅之

半ば現役として元気に働けています。

 

7期 天野英世

大川君のメール連絡で、旧友達と顔合わせが出来ました。また会えるのを楽しみにしています。

 

9期 栗田忍

古い記念切手が楽しみです。どうやって調達しているのでしょう。まさか手持ちのものを貼っているのではないでしょうね。

 

9期 服部吉利

編成は異なりますが、Jazz系Band、3ツ続行中です。

 

11期 塩沢佳夫

昨年、「品川区民吹奏楽団」へ入団しました。毎週、日曜日の練習を楽しんでいます。

 

11期 久保田明

皆様の益々の御活躍を期待しています。

 

12期 塚本郁夫

学生時代からずっと楽器を吹き続けてきて、本当に良かったと思います。これからも楽器と共に元気にすごして行きたいと思います。

 

15期 北村美佐子

フルートを小学5年の時に始めましたが、何と、長男のお嫁さんが小学5年・6年とフルートをやっていたそうで、うれしかったです。

 

16期 鷲巣信太郎

コンサートは土曜か日曜にしませんか?なかなか行けません。音楽のジャンルも工夫してほしいですね!?もっと遊び心を入れて、だれでも楽しめるSWIMCを!

 

16期 勝山徹

今もアマ・ラテン・パーカスとして打楽器と戯れています。

 

26期 望月寛隆

東京吹奏楽団の「Fanfare for Tokyo」のCD吹いてます。

 

29期 野田美佳

北海道十勝に住んで丸20年経ちました。早い!木琴とマリンバの違いを味わいながら演奏し続けています。

 

30期 北島あかり

チェロに挑戦しています。全々上達しません。

 

31期 岸真美

幼稚園に勤めています。2月に合奏を披露するのですが、本番に向けて自主練する子ども達を見ると胸が熱くなります。

 

32期 久世真志

日程に恵まれ、甲子園の応援演奏に参加できました。

 

33期 金村伯恵

結婚をしました。浜松で細々ではありますが、楽器をつづけています。

 

38期 加藤剛史

東京や川崎の市民オーケストラで打楽器演奏してます。

 

42期 寺澤亮介

名古屋へ単身赴任中です。5才の長女がピアノ始めました。

 

45期 藤田まりこ

結婚しました。ベトナムホーチミンで働いています。

 

45期 中山真

4月から三重県鈴鹿市にある鈴鹿短期大学の助教になります。

 

48期 小川ひとみ

静高卒業後はオーケストラ漬けでしたが、一昨年より市民バンドで吹奏楽を再開しました。当時やった曲を吹くと練習に燃えていた静高時代を思い出します!

 

49期 遠藤健太郎

やっと社会人になりました。トロンボーンを買いました。社会人生活は忙しいですが、吹奏楽を再スタートできればと考えています。

 

50期 川村卓也

岐阜県に転勤となりました。楽器は家でひとり電子楽器(EWI)を吹いています。

 

51期 北川三和

大学を卒業し、社会人になりました。東京で働いております。

 

55期 小田巻静香

ジャズサークルで活動しています。

 

現役からの便り

第58期 団長 興津綾弓


 4月に始まった58・59期での活動も、早いもので1年が過ぎようとしています。本年度は新入部員にも恵まれ、また多くの演奏機会を頂きまして、大変有意義な年となりました。


 5月恒例の野球定期戦。試合結果は残念ではありましたが、私達としましては夏場の応援演奏に向けた足がかりとなりました。6月の文化祭ではトリを務め、客席の生徒と一体となってステージを楽しむことができました。8月のコンクールでは8年ぶりに県大会出場を逃し、大変悔しい思いをしました。自分たちに足りないものが何なのか、改めて考え直す機会となりました。来年度は金賞奪還・県大会出場、そしてその先へ進んでくれることでしょう。甲子園での応援は、OB・OGの方々のお力添えも頂き、世代を超えて静高吹奏楽団がひとつとなって演奏できた瞬間でした。10月は高校生吹奏楽フェスティバルに参加いたしました。演奏は後日ラジオで放送され、多くの方に私達の演奏を聴いて頂ける良い機会となったと思います。1月にはアンサンブルコンテストに参加いたしました。本年度はアンサンブルに対する意欲が高く出場を希望するチームが多かったため、部内で5チームによる選考会を行った上で、クラリネット5重奏・フルート3重奏が本校代表として地区大会に臨みました。


 本年度ステージを作るにあたって特に意識してきたことは『静高らしさ』を追求することです。定期演奏会に代表される落ち着いた静高らしい形式を取り入れつつ、観客の皆様にも楽しんで聴いていただけるような、そんなステージを目指してこの一年間選曲からこだわりぬいてステージを創り上げてまいりました。その意欲はきっと観客の皆様に届いていたことと信じております。


 ここまで過ごしてきた58・59期の仲間たちと同じ舞台に立つ機会も、今や定期演奏会を残すのみとなりました。私たちの活動の軌跡を、最後まで温かく見守っていただければ幸いです。私達の活動を御支援頂きましたOB・OGの皆様方にこの場を借りて厚く御礼申し上げ御挨拶と代えさせて頂きます。


第58期 定演実行委員長 長崎綾也香


 ご存知の通り、静岡高校吹奏楽団はクラシックと吹奏楽オリジナルを主体としたプログラムで演奏会を開催しております。本年度もその伝統に則り、珠玉の7曲を以て定期演奏会に臨みます。


 1曲目は「マーチ『青空と太陽』」。きらびやかなファンファーレに始まり、朗らかなメロディー部分では楽器本来の豊かな響きを楽しむことのできる、演奏会の幕開けに相応しい曲となっています。続いての曲は「民衆を導く自由の女神」。19世紀フランスで起こった七月革命がモチーフとされており、美しい女神のテーマが胸を打つ作品です。1部のメインとして演奏するのは「大地と水と火と空の歌」。アメリカ先住民族に伝承されている踊りや歌を題材とした作品で、『バタフライ・ダンス』『ガー・ソング』『ストンプ・ダンス』『アリゲーター・ダンス』の4つの音楽によって構成されています。


 4曲目は、「マリンバと吹奏楽のためのコンチェルティーノ」。本演奏会では、第7回定期演奏会以来およそ30年ぶりに、マリンバ奏者をお迎えしての演奏となります。表情豊かなマリンバの独奏とバンドとの掛け合いは、独特で素敵な演奏に仕上がっております。


 3部のオープニングを飾りますのは、「夢のような庭」。昨年の定期演奏会でも演奏した清水大輔氏の楽曲です。音を奏でるということへの楽しさをストレートに表現した華々しい作品となっています。続いて、『ミュージカル「レ・ミゼラブル」より』。フランスの小説家ヴェクトル・ユゴーの代表作である「レ・ミゼラブル」を原作としたミュージカルの劇中歌をコンサート向けに再編曲したものとなっています。そして、「交響曲第5番『革命』より 終楽章」。音楽史に残る大曲を、わずか31名ながら精一杯演奏し、定期演奏会を締めくくります。以上7曲の選曲や、部員の今までの取り組み、演奏を通じて人に伝えたい想い、そこには私たちが大切に守り、目指してきた、定期演奏会を貫くテーマが存在します。


 第37回静岡高校定期演奏会のテーマは『革命』です。


静岡高校吹奏楽団 顧問 長谷川祥吾


 平成26年度の静岡高校吹奏楽団の一年は、非常に忙しい一年でした。例年、行っている文化祭やコンクール、定期演奏会などの他に、応援団フェスティバルや吹奏楽フェスティバル、そして夏・春の甲子園応援演奏と、予定外の演奏の機会が次々と舞い込み、まさに「嬉しい悲鳴」でした。


 さて、ウィンターコンサートの練習を忙しくこなしていた11月のある日、1年生のオーボエ担当の小長井良汰くんが中部日本個人重奏コンテストに出場させてほしいと言ってきました。これまで我が部では、中部日本個人重奏コンテストには参加しておりませんでした。というのも、定期演奏会の準備とコンテストの日程が重なるからです。しかし、彼の経験のためにも出場させるべきだろうと考え、私は参加を承諾しました。


 その県予選が2月14日に行われました。小長井くん(伴奏:2年生髙山大樹くん)は60数名の参加者中、見事7位に入賞し、本選出場を果たしました。個人の努力の賜物とはいえ、静岡高校吹奏楽団員が東海大会クラスの大会に出場するのは、十数年ぶりの快挙です。


 彼らは、定期演奏会の練習と平行して、コンテストの練習を地道に重ねておりました。ちなみに、本選大会は3月29日(日)に長野県松本市で行われます。なんと本選大会は、定期演奏会の二日前なのです。センバツ応援演奏と定期演奏会の練習が重なっただけでも厳しい状況であるのに、「それでも、頑張る。」という彼らの意気込みは素晴らしいと思います。学校の勉強も手を抜かず、すべてをバランスよくこなす能力の高さとタフさは、さすがに静高生だと思いました。


彼らの姿を見て、今の静岡高校吹奏楽団に求められているのは、彼らのような心構えなのだと感じました。彼らは、どんなに忙しくても手を抜かず、忙しい日程の中でも時間を見つけて練習し、短時間ながらも効率的に練習していました。また、コンテストに出て自らの実力を確かめたいという純粋な向上心は、とても素晴らしいことだと思います。年々忙しくなってきている静岡高校吹奏楽団の団員には、効率のよい練習と向上心、そしてタフさが必要とされているのです。


 静岡高校吹奏楽団は、今後ますます忙しくなってくると思います。どんなに忙しくなっても、効率よく前向きに、タフに活動していきます。OB・OGの皆様のご支援・ご協力お願い申し上げます。


編集後記

『躍進vol.35』編集委員 55期  杉浦友紀、永野千咲、蒔田美妃


 今年も皆様のお手元に、この「躍進」をお届けすることができ、大変嬉しく思います。大変お忙しい中、原稿やお写真等貴重な資料を提供して頂き、心より感謝申し上げます。


 この「躍進」を編集するにあたり、様々な世代の皆様とのつながりを感じ、大変嬉しく思いました。今後も、静岡高校吹奏楽団OBであることを誇りに思い、このつながりを大切にしたいと思います。


 現役の皆さんの定期演奏会の成功と、OBの皆様にもお会いできることを楽しみにしております。


会費納入者(2014/3/1-2015/1/31納入分)

1期 川合純夫 青山紘 粉奈清昭

2期 曽根義久 水野秀二

3期 花村征三郎 中安眞吾 村上雅俊 天野邦久 仁科光司

4期 小林勝弘 坂本英文 篠原幹男

5期 堀英男 徳山勉

6期 興津規行 原田雅之 太田寛 増井淑 西谷元宏

7期 天野英世 大川豊 朝井謙治

8期 青木興治 牧野直 成田勝行 遠藤誠 佐野ウララ

9期 大石喜久雄 小柳忠章 栗田忍 服部吉利 馬場信幸

10期 杉山孝俊 小出康雄 伊藤正博 杉山昇 佐川博

11期 塩沢佳夫 久保田明 鈴木滋

12期 清水欽次 塚本郁夫 小関佳孝 岡部哲哉

13期 南荘淳

14期 戸塚靖子

15期 北村美佐子 南荘宏

16期 植松洋子 石村泰利 鷲巣信太郎 勝山徹 宮下英晃 大村健二 秋山治彦 池上まり子

17期 海野文伸

18期 武田雅子 井上かをり

19期 木村邦博 秋山欣三 太刀川茂

20期 杉田智昭 横沢彰

21期

22期 遠山佳之 小川裕史

23期 宇佐美和子 前原誠 松田稔

24期 宮澤道雄 内野光明 小林幸基

25期

26期 堀田宗文 堀田博美 望月寛隆

27期 望月留美子 兵庫淳志 川口修平

28期 今城奈津子

29期 早乙女道彦 後藤洋子 野田美佳 坪田恵

30期 濱村綾子 北島あかり 草谷緑

31期 桐竹里佳 河合修一郎 風間大介 岸真美 大江眞理子 望月重樹 佐藤香菜子

32期 桑原千夏 久世真志

33期 光村恵子 金村伯恵 矢澤智道

34期 橋田元樹 中嶋雄

35期 海野直秀

36期 竹田一仁

37期 若林有美乃

38期 加藤剛史 大石勝博 加藤剛史

39期 馬淵純子 野木森明香 森玲子

40期 丹治恭子

41期 土屋晴裕

42期 寺澤亮介 佐藤純

43期

44期 志村朋子

45期 中山真 藤田まりこ 森内文

46期 一杉真実

47期 勝山瞳 一瀬将平

48期 小川ひとみ 藤原志織 海野仁美

49期 遠藤健太郎 森内理絵

50期 伊藤豊浩 川村卓也

51期 長谷川渚 北川三和 桑原大樹

52期 福井文美

53期

54期 山本栞 進藤和輝

55期 小田巻静香 杉浦友紀 蒔田美妃 永野千咲

56期 服部恵美


事務局より

1. ホームページ

OB、現役共にホームページを設定しております。「静岡高校吹奏楽部OB会」、「静岡高校吹奏楽部」等で検索して下さい。OB会のHPには、躍進(31号以後)も掲載されています。是非、覗いてみて下さい。


2. 会員登録のお願い

OBの方は、HPより会員登録をお願いします。


3.定期演奏会を聴こう

第37回定期演奏会

・平成27年3月31日(火)17:30開場、18:00開演

・会場 静岡市民文化会館中ホール

静岡市及び周辺の方にはチケット同封致しました。多数ご来場下さる様お待ちしております。


4.OB会費について

年会費は、社会人1000円。学生500円です。会費振込は同封の振込用紙をご利用下さい。その際、氏名の欄に必ず期数(期の判らない方は卒業年度)を記入願います。


他に、OB会では次の銀行口座も設けておりますので、こちらの方が便利な方はご利用ください。

静岡銀行安西支店 普通預金 0613843「静岡高校吹奏楽部OB会」

郵貯銀行 店番238 普通預金 0833207「静岡高校吹奏楽部OB会」


5.近況をお寄せ願います

会費振込用紙の通信欄には、是非コメントを一言ご記入願います。最近の出来事、趣味のこと、子供のこと、仕事のこと、旅行のこと等、音楽以外のことでも結構です。「OBからの小さな便り」の欄に掲載します。もちろん本誌への投稿も大歓迎です。特に、同期会などを行った場合には、事務局宛、メールにて投稿(写真付きで)下さる様お願いします。


6.急募!センバツの応援演奏 楽器を手に、甲子園に行こう!

現役は定期演奏会(3月31日)直前ということで、2回戦以降、応援に参加できません。したがって、特に2回戦以降は、否応なしにOB諸兄の積極的な演奏参加がどうしても必要です。各期とも最大限のご協力をお願いします。


7.再来年は創立60周年 演奏会等の企画募集!

50周年以降、OB演奏会を行っておりません。大編成の演奏は練習など困難かも知れませんが、ソロや小アンサンブルの組み合わせでも、皆で楽しむ企画ができれば、OB会としては極力支援したいと思います。何卒良い企画を提案願います。


8.OB会運営に一層関心を!

当OB会には、以後に掲げるような規約があるにも拘らず、会長および事務局の怠慢により、5条における「副会長」「事務局(員)」、6条における「10期ごとの代表」が未決のままとなっています。


《OB会規約》

第1条(名称)本会は静岡高校吹奏楽部OB会と称する。

第2条(会員)本会は静岡高校吹奏楽部に在籍した卒業生で構成する。

第3条(目的)OB相互の親睦を図り、また現役を支えるための諸活動を行う。

第4条(活動)演奏会、現役の活動支援、親睦会、会報発行その他諸活動を行う。

第5条(役員)会長1名、副会長若干名、事務局若干名をおく。以上の候補は自薦、他薦によるものとし、会報,HP等に公示し、2ヶ月以内に特別異議がなければ選出承認とする。(候補者過多の場合は、その候補者と当該現役員間の互選により候補者を決定する)

第6条(代表)1~10期、11~20期、21~30期、・・・と、10期毎に2~3名の代表者を定める。

第7期(運営)役員と代表との合同会合を行って運営上の諸事項を決定する。合同会合は 会長が必要に応じて招集する。また、行事に応じて都度、実行委員、編集委員等をおく。

第8条(財務)会費、寄付金、演奏会収益等を活動資金とする。

第9条(規約の改定)会員より規約の改定について意見が出された場合は、会報、HP等 に改定案を公示し、2ヶ月以内に会員諸氏より特別異議がなければ改定案成立とする。

第10条(補則)必要に応じ、別途細則をもうけることができる。

(2008年10月30日改訂)


会長補佐役である「副会長」、また会員相互の媒介役でもある「10期ごとの代表」「事務局を手伝って下さる方」、以上のボランティアを募っております。ご賛同の向きは事務局まで直接連絡頂くか、或いは会費振込用紙の通信欄に一言ご記入下さい。

有志者なき場合は、事務局よりどなた様かに直接お頼みすることもあろうかと思いますが、その際は是非ご快諾下さる様お願い致します。


再来年の60周年およびその先々に備え、会の運営体制を強化致したく思います。是非ご協力のほどお願い申し上げます。


OB会事務局

〒420-0011

静岡市葵区安西3-8 牧野 直 方

メールアドレス mu4ye@yahoo.co.jp